会長の挨拶


NPO日本スピリチュアルケアワーカー協会が主催する「スピリチュアルケアワーカー養成講習会」は、宗教、医療、福祉、教 育、司法などの対人実践に携わる人がそれぞれの活動拠点を中心として、また地域の組織やさまざまな機関と連携し て、専門的で時代のニードに対応した精神的な(スピリチュアルな)サポートが可能となる人材育成を目的としたものです。 わが国で最も歴史のあるスピリチュアルケアワーカー養成の老舗を自負しております。今年度より、さまざまなストレス対処に有効であることが証明されている「瞑想」の学習に力を入れています。また、対人関係とコミュニケーションの能力のアップを図るカウンセラー養成コースも充実しています。皆さんのご参加をお待ちしております。

 

山添 正 会長の略歴

日本スピリチュアルケアワーカー協会会長・臨床心理士・スピリチュアルケア師・京都大学大学院博士課程修了・元神戸親和女子大学学長・現上海体育学院名誉教授



日本スピリチュアルケアワーカー協会の歴史


NPO法人日本スピリチュアルケアワーカー協会の養成理念を福祉思想の実践(スピリチュアルケアワーカーの活動)を通して実現 する事を目指しています。本協会の歴史の概観を大災害の 発生年と並べて以下に示します。


沿革

1995年 阪神淡路大震災

1997年 神戸連続児童殺傷事件

1999年 第1回密教福祉研修会 於、高野山大師協会

2000年 第1回カウンセリング研修会 於、大阪

2002年 心の相談員養成講習会開講

2003年 心の相談員ネットワーク設立

2004年 スピリチュアルケアワーカー養成講習会開講

2004年 任意団体日本スピリチュアルケアワーカー協会設立

2006年 NPO法人日本スピリチュアルケアワーカー協会 内閣府認証

2007年 能登半島地震

2007年 心の相談員を中心とする足湯隊活動

2007年 新潟県中越沖地震

2007年 足湯隊活動

2007年 日本スピリチュアルケア学会創設(会長 故日野原重明)

2011年 東日本大震災 震災ボランティア、足湯隊が精力的に活動する

2012年 スピリチュアルケア学会より、本協会の養成プログラムが学会の養成プログラムに認定される。 2012年 フォローアップ研修会スタート

2013年 「臨床宗教師」の認定開始

2014年  協会認定スピリチュアルケアワーカー更新システム開始

2014年  指導者養成の研修プログラム「臨床瞑想師」と「認定心理相談員」の設置

2015年  日本スピリチュアルケア学会主催(高野山大学と共催)

2016年 2年目のカリキュラムの充実、「心の相談員」を経ずに資格取得可能

2017年  臨床心理学系の「補講」の充実

2018年 「基礎コース」設置、協会認定「認定心理相談員初級・上級」の資格認定開始

2019年 SCW研究所設立 、 カウンセラー初級・上級資格の認定、「悲嘆ケアコース」の設置